
0.2秒を制する
出典:本書「はじめに」「01 超機働力〜0.2秒を制する」「03 二塁走者は6秒3〜6秒8で本塁へ」
コーチャーの指示は「GO」か「NO GO」
GO
インプレー中は常に次の塁を狙う。走者とコーチャーの「協働」で0.1〜0.2秒の攻防を制していく野球、それが「超機働力野球」。
NO GO
走者が全力で本塁へ向かおうとしているのを、一旦遮る。相手野手のファンブルがあればすぐに切り替えて「GO」。「STOP」とはちょっと違う。
「超機動力」ではなく、「超機働力」です。ロボットがやるのではなく、人がプレーする。そういう意味で私はにんべんをつけて、「働」という字をつかいます。
コーチャーの鉄則
- 1
最初に「止める」を覚える
止めるは受け身、回すは攻撃技。まず原理原則、止め方をしっかり覚える。
- 2
迷ったら止めよ!
止めさえすれば次打者にチャンスをつなぐことができる。恥ずかしいことではない。
- 3
ジャストを極めよ!
外野手の守備位置・肩・コントロール、走者の足、打順、アウトカウント。複合的に判断するのが三塁コーチャーの真骨頂。
三塁コーチャーの3つの判断ポイント
1死走者二塁、打者が外野へ安打。外野手が捕球した瞬間の走者の足の位置で判断する。
三塁ベース手前
NO GOストップ
三塁ベース上(ジャスト)
JUST勝負・リスクあり
三塁ベース通過
GOゴー
ジャストのときは、走者の走力、外野手の肩の強さとコントロール、得点差、アウトカウント、打順、次の打者の打力などを考慮して瞬時に判断。レフト前・ライト前のジャストはリスクあり、センター前のジャストはチャンスあり。
目次
Introduction
はじめに
ランナーコーチャーの思考と判断を体系化した初めてのテキスト。28の項目で、味方の得点能力を限りなく高める。
約2分 原書 p.2〜3Welcome to the Bible
Part 01
基本編
- 01超機働力〜0.2秒を制する
- 02コーチャーの前提条件
- 03二塁走者は6秒3〜6秒8で本塁へ
- 04コーチャーの定義
- 05コーチャーの種類
- 06コーチャーの基本
- 07コーチャーの鉄則
- 08コーチャーの判断ポイント
約18分 原書 p.8〜23What a coacher is
Part 02
判断・技能編
- 09ジャストゴーを極める
- 10止めゴー、ストップゴー
- 11コーチャーの技能
- 12三塁コーチャーの指示動作
- 13コーチャーの声
- 14コーチャーのディフェンス……①
- 15コーチャーのディフェンス……②
約17分 原書 p.24〜39Master the JUST
Part 03
ルール・位置編
- 16コーチャーのルール
- 17球場で確認すべきこと
- 18監督のサインを走者と確認
- 19走者の足のコンディションを確認
- 20三塁コーチャーの位置
- 21一塁コーチャーの位置
- 22コーチャーのケーススタディー
約16分 原書 p.40〜53Where to stand, what to see
Part 04
実戦・成長編
- 23カットプレー、ゴロゴー、タッチアップ
- 24コーチャーの思考
- 25コーチャーの道具
- 26コーチャーのイメージトレーニング
- 27コーチャーのフィジカルトレーニング
- 28人生の三塁コーチャー
約15分 原書 p.54〜65Think, train, live
Summary
まとめ
鉄則・3つの基本・判断ポイント・ジャストゴー・止めゴー・ディフェンス・位置・思考を1枚のホワイトボードに。
約1分 原書 p.66〜67The whiteboard
Afterword
あとがき
14歳で三塁コーチャーボックスに立った日から、甲子園100周年の年に本書を書き上げるまで。参考文献・著者プロフィール・奥付。
約3分 原書 p.68〜72Afterword